7月の漢字「笹」


今年の梅雨は極めて短く、6月中旬に梅雨入りしたかと思えば、わずか2週間ほどで梅雨明けしてしまいました。結果として、7月7日の七夕の夜は全国的に比較的穏やかな天気となり、例年なら雨模様でなかなか出会うことのできないでいる、織姫と彦星が、今年は年に一度の逢瀬をゆっくり楽しめたのではないかと思います。

さて七夕といえば「笹」の葉、ですね。笹は七夕飾りに使用されるイネ科タケ亜科の植物で、防腐作用があり、料理や食材、特に保存食を包むために使用されたりもします。有名なところでは、鱒寿司やちまきなどが知られます。

みなさんは、今年の七夕には何か星に願いをなさいましたか。短冊に叶えたい夢を書いて笹に飾れば、きっとその願いが叶う。幼き頃にそういわれては、笹飾りに思い思いの夢をしたためたことを思い出します。

七夕は終わってしまいましたが、その後日本列島では、梅雨の戻りではないかと思われるほどのぐずついた天気が続いています。その分、6月末から7月頭にかけてのうだるような暑さは影を潜めていますが、じめじめした暑さとはそろそろおさらばしたいものです。

まもなく夏休み。青い空に白い雲が映える夏本番は、すぐそこまで来ています。